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オーロラも見れる?世界の美しい温泉 パート2 -ミーヴァトンネイチャーバス-

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myvatnnaturebaths

皆さんは海外で温泉と言うと、どんな温泉が思い浮かびますか?

そもそもアジア以外での温泉施設のイメージが湧かない人も多いんじゃないかなと思います。

しかし、海外には日本では経験できない一生の思い出に残る様な温泉は沢山あります。

 

今回は『世界の美しい温泉 パート4 -ミーヴァトンネイチャーバス編(アイスランド)-』を皆様にご紹介したいと思います。

 

ミーヴァトンネイチャーバスは以前に紹介したブルーラグーンと同じアイスランドにある世界最北端の温泉です。

 

以前ご紹介したブルーラグーンは人工的な温泉でした。

しかし、日本人ならば天然の温泉にこだわりたい方も多いはず。

 

それが今回ご紹介するミーヴァトン ネイチャーバスは名前の通り天然の温泉です。

 

場所はアイスランド北部にある美しい火山湖ミーヴァトン湖付近にあるレイキャフリーズから1号線を東に進んで約3km。「Jarðböðin」(=baths)の看板で右折し、最後は舗装さえされていない道路を南下して行けば到着します。

 

そこはまさにアイスランドのイメージ通りの風景が広がる荒涼とした場所。

沸き出る青白い温泉に浸かりながら、運が良ければ美しいオーロラを観ることが出来ます。温泉に入りながらオーロラ鑑賞なんて、世界最北の温泉にはるばる来た甲斐もあるというものです。冒頭の「一生の思い出に残る温泉」と言っても過言ではないと思いませんか?

Myvatn Nature Baths with aurora

入場料もブルーラグーンよりリーズナブルなお値段で

 

■入場料(1 ISK =1円程度)

 

大人

4200 ISK(2018/01/01 - 2018/04/30)

4700 ISK(2018/05/01 - 2018/09/30)

4200 ISK(2018/10/01 - 2018/12/31)

 

ティーンエイジャー、13-15歳

1600 ISK(2018/01/01 - 2018/04/30)

2000 ISK(2018/05/01 - 2018/09/30)

1600 ISK(2018/10/01 - 2018/12/31)

 

高齢者、学生、障害のある方

2700 ISK(2018/01/01 - 2018/04/30)

3000 ISK(2018/05/01 - 2018/09/30)

2700 ISK(2018/10/01 - 2018/12/31)

 

注:12歳以下のお子様はご両親と一緒に無料で入場できます。

 

レンタル

タオル 700 ISK

水着 700 ISK

バスローブ 1500 ISK

 

ミーヴァトンネイチャーバスの開業は2004年と比較的新しい割に、早くも世間では人気の観光スポットになっています。

 

建物はガラスを多用した造りだけあって中は日が入りやすく、明るく見晴らしも良く、併設されたカフェも人気です。

 

レセプション前には品数は少ないものの、お土産が売っていて、温泉について書かれている日本語版リーフレットがあることには驚きます。

 

肝心の温泉はというと、お湯の温度は36℃から40℃と日本人には低めの温度。

塩水ではない分、肌の弱い人やぬるま湯でゆっくり浸かりたい方にはお勧めです。

温泉にはミネラルが多く含まれていて、バクテリアや藻の発生が自然と抑えられ、薬剤を使う必要がないため安心して入れます。

 

更衣室を出ると目の前には溶岩地帯が広がり、青白い露天風呂が3か所に確認できます。

Video by World&Drone (2016) / CC BY 3.0

一番手前の温泉は小さい代わりに一番温度が高く、日本人には馴染みの温度に一番近い温泉です。

 

中央に見える温泉は36℃~37℃とかなりぬるく、ゆっくり浸かりたい人に向いています。

 

一番奥に見える温泉はとても見晴らしが良くて一番広いのですが、一番温度が低いためお子様以外の姿はあまり確認出来ません。

 

また、サウナもあるのでサウナ好きの方は是非ご利用ください。

ここのスチームサウナは直接地熱地帯の上に建てられており、天然の蒸気が満ちています。

 

しかし温度は50℃くらいなので、やはり日本人には低めの温度。

 

デトックス効果と言う意味では、もっと熱いサウナに入りたくなってしまいますが、無理な体温上昇が無い分、身体に優しいサウナです。

 

浴槽は人工的な素材を使っている訳ではありません。

溶岩でできた大地をそのまま掘り返して浴槽の形を造っただけのものです。

 

自然を活かした造りなのですが、湯口付近は整備が甘いため、裸足で歩くと足の裏が痛いのと、温泉がヌルヌルした性質なので、濡れている場所は滑りやすくなっていますので十分にご注意ください。

 

中央の温泉は温度がぬるめとなっていて、長く浸かる事で副交感神経が働くようになり、神経も心もリラックス、疲労回復にも良いのです。

 

そして、お風呂上りは何と言ってもビールなのですね。アイスランドでは酒屋かレストランでない限り、ビールではライトビールしか売れないという法律があります。強いお酒を好む方は少し残念に思われるかもしれませんが、ライトビールのさっぱりとした癖のないのど越しは実は日本人の口にも合うんです。

 

アイスランドのビールについてですが驚いた事に、1915年~1989年にビールその物が製造を禁止されていました。現在ではライトビールに限りますがアイスランドの大自然を眺めながら、お風呂上りに1杯を楽しめるようになっております。

 

因みに、私の様に飲めない方は館内にあるカフェにアルコール以外の飲み物もありますよ。

 

ドリンク(1 ISK =1円程度)

 

コーヒー/ティー/ホットチョコレート(200 ml) 350 ISK

ソフトドリンク(500 ml)           350 ISK

ビール小/ボトル(330 ml)         900 ISK

ビール大(500 ml)             900 ISK

ワイン 赤/白(250 ml) 1000 ISK

ジュース(330 ml)             350 ISK

ジュース(250 ml)             200 ISK

チョコレートミルク(250 ml)         200 ISK

 

■まとめ

今回はミーヴァトンネイチャーバスをご紹介させて頂きました。オーロラを見ながら温泉に入れるなんて夢の様な温泉が世界にはあるんですね。

アイスランドには他にも素晴らしい温泉施設がまだまだあるみたいです。

また機会があれば記事にまとめたいと思います。

世界最北端の温泉ミーヴァトンネイチャーバス是非行ってみたいですね。

 

https://www.youtube.com/watch?v=cpWKE2Ljz28

公式サイト

https://www.myvatnnaturebaths.is/

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花山 慧太郎

花山 慧太郎

学生時代に歴史学を専攻していて、現地調査のために度々海外へ。 考古学的な知識や世界遺産と、現地の言語についての知識があり、専門知識を活かして教員免許を取得。 一度は教鞭を握れる立場になるものの、あまりにもプライベートの時間が作れなかったため、 海外に関わりがある仕事を求めて退職。 以後、3年間をカナダとオーストラリアでワーキングホリデーをしながら過ごす。 帰国後は英語力をいかして英会話の講師になる。 現在では、過去の海外へ行った知識を活かしてライターとしても活動中。

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