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温泉は日本だけじゃない!世界の美しい温泉 パート3 -ケニア ボリビア ハンガリー編-

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Laguna Verde

 

海外でも人気の高い温泉施設についてまとめた記事の第3弾ケニア・ボリビア・ハンガリー編です。

温泉大好きの皆さんが日本列島を飛び出してでも行ってみたいと思うような温泉が世界にはたくさんあります。

今回も皆さんの想像を超える世界の温泉をご案内したいと思います。

 

 

1. サバンナを一望できる天然温泉マガディ湖/ケニア

Lake Magadi

Lake Magadi

 

皆さんはケニアの温泉と言ったらどんな温泉を思い浮かべますか?

正直、私にはイメージが湧きませんでした。

でも、あるんですよ。

温泉のとは無縁そうなケニアにも壮大なアフリカの大地に一望できる絶景温泉が。

 

それがマガディ湖(Lake Magadi)です。

 

ケニアの南部に位置するタンザニアとの国境に近い湖で、この湖は場所により温泉が湧いていて、近くに住む日本でも有名なマサイ族もよく入りに来ているそうです。

Photo by Kurt Thomas Hunt(2007)/CC BY 2.0

 

水温は40~45度程度で水質はぬるぬるした強いアルカリ性の塩湖で、美肌効果があるといわれています。

 

しかし、ここはケニアのサバンナです。温泉が湧き出ている場所までの道のりはあまり整備されておらず、両手に荷物を持っている時は気を付けなくてはなりません。

 

マガディ湖周辺にはフラミンゴやペリカンが多く生息していて、温泉に入りながら大自然と、そこに生きる動物を温泉に浸かりながら眺める事が出来ます。

自然以外何もないケニアの温泉からの眺めは絶景そのもの。

 

ただし、強いアルカリ性はすべすべになりますが、皮脂が取られ過ぎてカサカサになるので注意が必要です。絶景に見とれて浸かりすぎないように気を付けてくださいね。

 

 

2. 富士山より高い!エメラルドグリーンの湖を眺めながら入る絶景温泉ラグーナベルデ/ボリビア

Laguna Verde

Laguna Verde

 

南米の共和制国家ボリビア。

 

ボリビアのアルティプラーノ南西部の砂漠の中にラグーナ・ベルデはあります。

美しい透き通ったエメラルドグリーンの塩湖で光の加減によって様々な姿を見せてくれます。時には鏡の様に火山を映し出すことも。

ラグーナ・ベルデの辺りには活火山が多く、ボリビアの地熱が天然の露天温泉を作り出しています。

この近辺にはフラミンゴが生息していますのでフラミンゴと美しい湖を眺めながら温泉を満喫できます。

ラグーナ・ベルデは視界を邪魔するものが全く無い標高4600mの高さにあり、その高さから眺める地平線も絶景です。

 

注意事項としては温泉に入るには水着着用が必須という点と、先程も書きましたがその高度です。

富士山よりも高い位置にありますので高山病にかかる人が多いという事もあります。

この絶景温泉を楽しむには少し覚悟が必要かもしれません。

 

3. 温泉大国ハンガリーの美しいアール・ヌーヴォー様式のゲッレールト温泉/ハンガリー

Photo by Ibolya(2017)/CC BY 2.0

 

日本と同じく、温泉大国のハンガリー。

ブタペストには50近くもの温泉浴場があることでも知られています。

その中でも、最も美しいと言われているのが今回ご紹介するゲッレールト温泉。

 

1912年から1918年にかけて、ウィーン分離派・アール・ヌーヴォー様式で建造されました。第二次大戦時には損害を受けましたが再建されて今の状態になっています。

この場所は温泉としてはオスマン帝国時代から始まっていて大変歴史の永い温泉となっています。

 

ゲッレールト温泉には13種もの温泉やプールがあり、夏季限定で屋外には1927年当時の造波装置のあるプールもあります。

 

温泉の温度は26℃~40℃、成分はカルシウムやマグネシウム、炭酸水素塩と硫酸塩、フッ素化物イオンおよびナトリウムです。

適応症は関節疾患、関節炎、椎間板ヘルニア、神経痛、循環機能の障害、血管収縮、呼吸器の慢性疾患です。

 

施設利用に必要な物は水着とタオル。

プールを使用する場合は水泳帽が必須で、あればボディソープやシャンプー、サンダル、防水のカバンも持っていくと役に立つと思います。

 

※注意点

ゲッレールト温泉の円形風呂の中心で温泉に浸かっていると、ゲイパートナー募集という意味になると聞きました。

 

円形風呂をご利用の際は、その事を知った上で使う事をお勧め致します。

 

4. まとめ

 

今回はケニア・ボリビア・ハンガリーの温泉を紹介させて頂きました。

 

水着着用や建物の様式など日本の温泉とは全く異なりますが、行けば思い出に残る温泉が世界には沢山あります。

 

日本の温泉に飽きた方や、知らない世界を知りたい方は国境を越えて世界の温泉に是非訪れてみてはいかがでしょうか?

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花山 慧太郎

花山 慧太郎

学生時代に歴史学を専攻していて、現地調査のために度々海外へ。 考古学的な知識や世界遺産と、現地の言語についての知識があり、専門知識を活かして教員免許を取得。 一度は教鞭を握れる立場になるものの、あまりにもプライベートの時間が作れなかったため、 海外に関わりがある仕事を求めて退職。 以後、3年間をカナダとオーストラリアでワーキングホリデーをしながら過ごす。 帰国後は英語力をいかして英会話の講師になる。 現在では、過去の海外へ行った知識を活かしてライターとしても活動中。

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