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温泉は日本だけじゃない!世界の美しい温泉 パート4 -イタリア・ニュージーランド編-

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Saturnia

 

世界の美しい温泉パート4!

今回はイタリア、ニュージーランド編です。

今回も日本では見たことがない、見ることが出来ない世界の温泉をご案内したいと思います。

 

 

1. 知る人ぞ知る石灰棚の秘境温泉サトゥルニア温泉/イタリア

 

Saturnia

Saturnia

 

イタリア、トスカーナ地方にある石灰棚で出来た天然の温泉、サトゥルニア温泉。

川の様に流れるこの温泉では、子供だけでなく大人まで笑顔になってしまう魔法が掛けられてしまいます。

 

この魅力溢れるサトゥルニア温泉は南トスカーナの山奥にある、知る人ぞ知る秘境の温泉。

上流から毎秒800ℓの温泉が噴き出ていて石灰棚を滝の様に流れています。

所々に天然の窪みのお風呂が点在しおり大規模な天然の温泉となっています。

 

日本人にはイタリアと温泉のイメージが結びつかないかもしれませんが、実はイタリアは火山が多く活動しており各地に温泉が確認できます。

 

サトゥルニア温泉は完全に自然のものとして扱われており、川に入るのと同じで入浴は完全に無料です。

 

無料という事もあり特別管理されている設備などはありません。

脱衣所やシャワーは存在せず、唯一の決まりと言えば水着の着用くらい。

 

川の様に流れる温泉なので、上流の方が熱く、下流の方が温度が低く、最後には川と合流していて好みの温度を自分で歩いて探せる、面白い温泉です。

 

風景も良く空気も美味しく、温泉目的でなくても一日ゆっくりしたい人には良い場所です。

本と軽食を準備して、ゆっくり読書している現地の人の姿も見受けられるほど。

 

しかし、唯一の難点としては、車以外での交通の便が良ありません。

電車は通っておらず、バスもローカルバスとその乗り継ぎで辿り着くので、日帰りなどには向いていません。

サトゥルニアにはスパホテルが多いのでホテルに一泊するのが良いでしょう。

公式サイト:http://www.cascate-del-mulino.info/(イタリア語/英語)

 

2. 星空保護区(ダークスカイプレイス)にあるテカポ・スプリングス/ニュージーランド

 

Lake Tekapo

Lake Tekapo

Maki Yanagimachi(2013)/CC BY 3.0

みなさんは星空保護区をご存知ですか?

国際ダークスカイ協会(IDA)に認定された美しい星空を鑑賞できる地域を星空保護区(ダークスカイプレイス)といいます。

その中のカテゴリー【ダークスカイ・リザーブ】に認定された場所は世界に12しかなく(2018年4月現在)、その1つニュージーランドのアオラキ・マッケンジーにテカポ湖があります。

そんなテカポ湖に絶景の星空を楽しめる施設があるんです。

その施設はテカポ・スプリングス。

テカポの街の中心地から約2km程の場所にあるマウントジョンという山の麓にあります。

メモ

実はここは温泉ではなく、氷河の湧水を温めたものを使っています。あしからず。

 

地元のグレイワック岩に囲まれた3つの温水プールがあり、プールの温度は37〜39度の温度。2015年12月オープンした通常の.プールもあります。水温は28〜33度で子供たちもプールを楽しむことが出来ます。

温度設定は季節によって変わり、冬の方が暖かく設定されています。

 

サウナとスチームサウナもあるのですが、水風呂に入るまでに掛け湯やシャワーを使える場所が無かったのが私としては残念なところでした。

施設内には食事を楽しめる場所もあり、時間が過ぎるのを忘れて1日居てしまいそう。

 

そして、メインの星空観賞ですがテカポ・スプリングスからツアーが出ています。

2時間の体験で、ツアーの前半は、ガイドによる夜空の神話の紹介等を説明してくれます。

後半部分は温水プールに浸かりながら世界一の絶景の星空を楽しむ事が出来ます。

ツアーは別料金ですがお値段以上の極上の星空体験をあなたに与えてくれるはずです。

公式サイト:http://www.tekaposprings.co.nz/(英語)

 

3. まとめ

今回は、石灰棚を流れる滝の様なサトゥルニア温泉/イタリアと世界有数の星空を見ることが出来るテカポ・スプリングス/ニュージーランドをご紹介しました。

どちらも日本では味わう事が出来ない素晴らしい体験が出来る温泉だと思います。

ぜひ興味がある方は訪れてみてくださいね。

 

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花山 慧太郎

花山 慧太郎

学生時代に歴史学を専攻していて、現地調査のために度々海外へ。 考古学的な知識や世界遺産と、現地の言語についての知識があり、専門知識を活かして教員免許を取得。 一度は教鞭を握れる立場になるものの、あまりにもプライベートの時間が作れなかったため、 海外に関わりがある仕事を求めて退職。 以後、3年間をカナダとオーストラリアでワーキングホリデーをしながら過ごす。 帰国後は英語力をいかして英会話の講師になる。 現在では、過去の海外へ行った知識を活かしてライターとしても活動中。

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