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温泉は日本だけじゃない!世界の美しい温泉 パート1 -アイスランド/トルコ/イギリス編-

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テルマエ・ロマエと言う映画を知っていますか?

ローマの入浴文化を題材にし、古代ローマの入浴施設に対する必要性と情熱が描かれた物語で、

濃い顔の阿部寛さんがローマ人に扮したコメディー映画です。

この映画のように、海外には日本とは違った入浴文化があります。

今回はそんな海外の魅力溢れる温泉をご紹介したいと思います。

 

 

 

1. 敷地面積世界一!ブルーラグーン/アイスランド

Blue Lagoon

Blue Lagoon

 

レイキャビクの南西約40kmの場所にあるこの温泉は、敷地面積が世界一!

 

元々は発電目的で湧き出した温泉を利用して、広大な湖を温泉にしたもので、水着を着ていれば誰でも利用でき、乳白色の温泉は美容にとてもいいんです。

 

こちらの温泉、見た目からは分かりませんが、実は人工の温泉。

地下2000mからくみ上げた地熱海水が源泉になっています。

 

このブルーラグーンで取れる【白い泥=シリカ】は肌に塗ると美容効果が抜群!

同じ泥の成分を使ったコスメ商品も販売されていて、現地でも泥パックをしながら入浴を楽しむ姿がよく見られます。

 

また、ブルーラグーンがあるこの地域ではオーロラもよく観測されます。

そのため、タイミングが合えばオーロラを観ながら温泉につかる事ができるのです。

 

更に、ブルーラグーン施設内にはお酒を楽しめるバーがあります。

日本でもお湯に浮かせたお盆にお猪口と徳利を乗せて入浴とお酒を楽しむ風習がありますよね?

 

ブルーラグーンで楽しめるお酒は日本酒ではなくビールなどの洋酒ですが、海外にも同じ事を考える人がいたのかと思うと、

私は何故か嬉しくなってしまいます。

 

毎年10月または11月には音楽フェスも開かれるブルーラグーン。

オーロラとお酒とフェスと泥パックを楽しみながら温泉に入れるのはここだけです!

 

是非一度訪れて頂いて、一生の思い出にしてください!

 

2. 入浴できる世界遺産!神秘の温泉パムッカレ/トルコ

Pamukkale

Pamukkale

あまり知られていないようですが、トルコもまた日本と同じく温泉大国。

中でも世界遺産に認定されているヒエラポリス遺跡があるパムッカレは幻想の世界。

 

温泉に含まれている炭酸カルシウムが沈積して形成されたパムッカレはトルコの言葉で【綿の城】。

白い石灰の色が反映され、見渡せば辺り一面雪景色のような真っ白な世界が広がります。

 

100以上の石灰棚に温泉が満たされていて、日中は空の色を反射して美しい青に、

夕方は夕日の色を映し出して、優しいオレンジ色に染まります。

 

現在は景観保護のために立入禁止区域を設けていますが、観光客に解放された区域もあり、裸足で歩くことができます。

 

世界遺産にも認定されているこの温泉に入る事ができるなんて最初は驚きました!

 

 

また、パムッカレにはテルマルと呼ばれる温泉プールもあります。

 

こちらの温泉の特徴と言えば、なんといっても底に沈んだいくつもの瓦礫。

 

この瓦礫、実はただの瓦礫ではないんです。

なんと、これらは全てローマ時代の遺跡!

 

トルコでは遺跡のお風呂?に入れちゃうんです!

 

歴史ある石柱や遺跡に触れながら温泉が楽しめるという貴重な経験ができるのは、世界広しと言えどもここだけでしょう。

ただし、水温はあまり高くないので温まるのではなく、あくまで温水プールに入る気持ちで楽しむと良いと思います。

 

3. イギリス貴族の気分になれる?サーメ・バース・スパ/イギリス

サーメ・バース・スパはバースという街にあります。

ロンドンから西へ150km程のバースは、世界遺産にも登録されている美しい街です。

 

この街にあるのが、イギリスでも唯一の天然温泉サーメ・バース・スパ(Thermae Bath Spa)

サーメとは英語読みで、ラテン語でテルマエという意味になります。

テルマエ・ロマエのお陰でご存知の方も多いと思いますが、

テルマエ=公衆浴場を意味し、thermae=公衆浴場、bath=風呂、spa=温泉

という意味になります。ちょっと面白いですよね。

 

18世紀の歴史的建造物を修復しているので、歴史を感じさせる部分も残しつつ、モダンな造りになっています

 

肝心なお風呂ですが、オススメなのは『ルーフ・スパ』です。

屋上にあるオープンエアーの浴場となっていてバースの街を一望出来ます。

お風呂にゆっくり浸かりながら、バースの夕暮れ時の美しい街並みや夜景を楽しむことが出来ます。

 

マッサージを楽しむなら『ミネルヴァ・バス』。

浴場というよりもプールのような形状で、ジェットバスやフットバスが設置されています。

疲れた身体を癒すにはもってこいです。

 

さらに、サーメ・バース・スパではボディケアも充実していてその数なんと50種類以上!

人気の物は予約でいっぱいになってしまう事があるらしいので、訪れる方は早めにご予約を済ませておくことをオススメします。

 

サーメ・バース・スパはバース市民は観光客と比べると安く利用できるという理由もあって、

開店前から大行列ができています。

日によっては1時間以上待ありますので多少の混雑は覚悟しておいた方が良いかもしれません。

ただ、待ってでも行く価値がありますよ!

 

因みに営業は21時まで。

お風呂は水着着用必須。館内はバスローブでも移動可能です。

 

4. まとめ

世界中の人々に愛される入浴という文化。

今回は『ブルーラグーン』『パムッカレ』『サーメ・バース・スパ』をご紹介しました。

世界には日本人の我々がまだ知らない素晴らしい温泉がまだまだあります。

皆様も時に日本以外の温泉を目的に旅に出てみてはいかがでしょうか?

世界には日本では体験できない素晴らしい温泉があるはずです。

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花山 慧太郎

花山 慧太郎

学生時代に歴史学を専攻していて、現地調査のために度々海外へ。 考古学的な知識や世界遺産と、現地の言語についての知識があり、専門知識を活かして教員免許を取得。 一度は教鞭を握れる立場になるものの、あまりにもプライベートの時間が作れなかったため、 海外に関わりがある仕事を求めて退職。 以後、3年間をカナダとオーストラリアでワーキングホリデーをしながら過ごす。 帰国後は英語力をいかして英会話の講師になる。 現在では、過去の海外へ行った知識を活かしてライターとしても活動中。

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